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* 庭付き、プール付き『パンダ館』 完成!!
室外運動場
 みんなが待ち望んでいる、 ジャイアントパンダが生活する「パンダ館」が完成しました。
「パンダ館」は動物園入口の正面に建設され、 鉄筋一階建て約1250平方メートル、庭付き・プール付きの3億円の豪邸です。

 パンダは繁殖期以外は、単独で行動しているため、 室外、室内運動場および寝室はすべてオス、メス別々です。
室外運動場には、岩場やプール、 パンダが遊ぶタイヤのブランコや木製のデッキ、 すぐに食べられてしまうと予想される竹林があり、 パンダの育った環境に近づけています。

室内運動場は、通路に段差をつけ三列でみることができ、 その最前列は車椅子やベビーカーでの見学ができるように工夫されています。
室内にもプールや木製の寝台が設置され、 健康管理に必要な体重測定の為の体重計も置かれています。
運良く体重計にパンダが乗れば、 デジタル表示で今の体重を見ることができます。
室内運動場1 室内運動場2
 またキンシコウのように、子供が生まれる事を想定し、寝室は四部屋。
メスの寝室の横には出産用の「産室」があります。
パンダ館すべてにビデオカメラ8台を設置し、 24時間健康状態や行動を観察しています。

パンダの産室  パンダの生息地は中国四川省の寒冷地ですので、「暑さ」は苦手です。
汗が出るのは鼻だけなので、体温調節がむずかしいのです。
ですから王子動物園では、パンダの状態をみながら、 外気温が26度以上になれば、室内運動場に入ります。
室内の温度管理も26度を上限に、24度前後に管理されています。

 パンダの主食であるササは、 「ポートピア’81」のパンダでも実績のある、 神戸市北区淡河町(おおごちょう)の竹林より、淡竹、モウソウ竹、真竹など、 いろいろな竹を食べさせ、その中から好みの種類を探しだします。

「ここの生活に早くなじんで、 食べ物をしっかり食べてくれるかが一番心配!! 繁殖が成功するよう健康にそだてたい。」と大久保園長。
みんなの願いは同じです。


* 熱烈歓迎 ジャイアントパンダ!!
マンホールにも『パンダ』のデザイン

 神戸市をあげて、 ジャイアントパンダ2頭の来神を熱烈歓迎しています。
 パンダのイメージキャラクターがデザインされた、 市バスの「パンダバス」の運行をはじめ、 下水道のマンホール蓋に、 パンダのデザインプレートを取り付けた 「マンホールインフォメーション」を設置。
愛らしい「パンダ」の写真と共に新たな情報伝達手段として活用し、 景観の向上、下水道のイメージアップを図っています。

 デザインプレートは、 厚さ3mmほどの金属プレートの上に樹脂を使ってデザインを固着し、 表面に滑り止め加工を施しています。

 王子公園周辺(JR灘駅〜王子動物園付近〜水道筋商店街入口)をはじめ、 JR三ノ宮〜神戸駅周辺、地下鉄山手西神線沿線、 神戸電鉄沿線の合計82箇所に「パンダ」マンホールが設置され、 パンダの熱烈歓迎ムードを盛り上げています。
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